テニス&全豪観戦2025

施設

アカデミーの拠点は、世界トップレベルのテニス&スポーツ施設

アカデミーの拠点、メモリアル・ドライブ・テニス・クラブ(Memorial Drive Tennis Club)は1914年に設立されたオーストラリアで最も伝統あるテニスクラブのひとつです。Nextgen グループとのタイアップにより近代的なフィットネス&ラケットクラブとなり、州政府とオーストラリア・テニス協会の資金援助で、アップグレードのための大規模な改修工事実施。2019年1月にリニューアルしました。ハードコート、またクレー、天然芝、人工芝のコートを備えた数少ないクラブのひとつとなっています。ハードコート15面、クレーコート5面、人工芝 4面、天然芝 10面、合計34面あり、アカデミー生はクラブの会員となるため、広々とした施設を自由に利用することができます。

アカデミーは市内中心部からすぐ北側に広がるパークランドにあり、2つのゴルフコース、フットボールやクリケット、コンサートなどに使われるアデレード・オーバルに隣接し、The Memorial Drive Tennis Complex とともに一つの複合施設となっています。このようなクラブは世界的にもあまり例を見ません。

リニューアル工事の様子

Tennis Court(テニスコート)

リニューアルされたコートは全豪オープンと同じサーフェスとなるプレキシクッションをはじめ、天然芝コート、クレーコート、人工芝コートを保有します。

Gym (ジム)

冷暖房が完備されているジムとしてはオーストラリアで一番広いスペースで最新のトレーニング設備が完備され、スポーツトレーナーが常駐しています。テニス以外のスポーツのトップ選手達も利用するのでアカデミー生達も良い刺激を受けることが出来ます。ヨガ、ピラテス、自転車クラス、その他多くのクラスが行なわれていますが、アカデミー生達メンバーは無料でクラスを受けることが出来ます。それぞれの選手にあったクラスをアドバイスします。

Cafe Restaurant (カフェレストラン)

カフェレストランがあり食事や飲み物を注文することが出来ます。練習の合間のくつろぎの場所になります。無料のWi-Fiを利用できます。

カフェエリアには3台のコンピューターを自由に利用出来ます。

Swimming Pool (スイミングプール)

インドアとアウトドアの2つの25メートルスイミングプールがあります。どちらも温水です。アカデミー生はフィットネス向上やリバリーでプールも利用します。インドアプールの脇にはドライサウナ、スチームサウナ、ジャグジーバスがありこちらもリカバリーで利用します。

Locker room(ロッカールーム)

トイレ、シャワー、ロッカーなどがある綺麗なロッカールームです。ヘアドライアー、アイロン、体重計などもおいてあります。

ロッカーには練習中など荷物をいれておくことができます。

Squash court(スカッシュコート)

4面ありスカッシュやラケットボールをプレーします。テニスプレーヤーにはラケットボールが人気でフィットネスや反射神経向上目的で利用する事もあります。

Sports Clinic (スポーツクリニック)

施設内にはスポーツクリニックのあり治療、身体のケア、スポーツマッサージも受けることができます。

再開発計画進行中

The Memorial Drive Tennis Complex では現在、Tennis Australia と Tennis SAの連携およびオーストリア連邦政府からの出資による大規模な再開発が進められています。

この再開発は既存のワールドクラスのテニス施設の再構築に加え、Tennis SAのセンターコートを開閉式屋根の複合スポーツ施設化にする最初のステップとなります。 再開発の第一ステージは2019年1月に完了、15の全豪オープンスタイルのハードコート(ショーコート含む)、5つのヨーロピアンクレーコート、13の天然芝コート、4つの人口芝コート、新しいクラブハウスなどを備えた、南半球最高クラスのテニス専用施設が誕生となります。

また2020年にはATP/WTAツアー会場として大会開催が決定し、スタジアムコートではインドア仕様に変更する計画もあります。